あらすじ

第1話 あの娘はかわいいもち屋の娘

脚本:吉田玲子 / 絵コンテ・演出:山田尚子 / 作画監督:堀口悠紀子

どういう訳だかやって来た、見知らぬ町の商店街。
旅の途中で会ったのは、なぜか、もち屋の娘でした

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翌日から冬休みが始まる、終業式の日。
うさぎ山商店街にある餅屋の娘、高校1年生の北白川たまこは、商店街の花屋で人の言葉を話す鳥・デラと出会う。

手書きスタッフコメント

第2話 恋の花咲くバレンタイン

脚本:吉田玲子 / 絵コンテ:山田尚子/ 演出:三好一郎 / 作画監督:西屋太志

バレンタイン、恋の季節。巷はすっかりチョコの話題で盛り上がっていた。
しかし、うさぎ山商店街にはバレンタインの「バ」の字もない。
たまこは町内会の集会で「商店街をバレンタインで盛り上げたい」と提案する。

色とりどりの花の中、ひそやかに咲く花もある。どんな想いも花は花。
心に咲いて、愛おしい

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手書きスタッフコメント

第3話 クールなあの子にあっちっち

脚本:吉田玲子 / 絵コンテ・演出:小川太一 / 作画監督:丸木宣明

春、新学期。2年生になったたまこは、バドミントン部の朝霧史織と同じクラスになる。
たまこと史織は、部活中によく会うもののほとんど話したことがなかった。
史織に一目惚れしたデラは、史織をたまこの家に連れて来てしまう。

言葉は時にむずかしい。言葉は時にもどかしい。伝えたい思いはいつも空回り。
だけどいつか届くはず

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手書きスタッフコメント

第4話 小さな恋、咲いちゃった

脚本:花田十輝 / 絵コンテ・演出:北之原孝將 / 作画監督:池田晶子

5月。うさぎ山神社でのお祭りの日が近づき、賑わいを見せる商店街。
準備で盛り上がるたまこ達をよそに、あまり乗り気ではない様子のあんこ。
どうやら、お祭りよりも大事なことがあるようで・・・・・・?

思い願いが叶わずも、思い通りに行かずとも、別の道は別の花。新たな花が咲いている

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第5話 一夜を共に過ごしたぜ

脚本:花田十輝 / 絵コンテ・演出:太田里香 / 作画監督:秋竹斉一

夏。たまこ達は臨海学校に行くことに。
泳げないたまこは、みどり達とプールで練習をして海に備える。
一方、もち蔵はデラの強引な提案でたまこに思いを伝えることに・・・・・・。

恋の花火に、心の花火。真夏の夜の夢、色付く想い。はかなく散ってしまわぬように

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第6話 俺の背筋も凍ったぜ

脚本:横手美智子 / 絵コンテ・演出:河浪栄作 / 作画監督:引山佳代

夏休み。暑い日が続いているため、商店街はいつもより人足が少ない。
たまこはお客さんを呼び込むため「商店街でお化け屋敷をやりたい」と提案する。
お化け屋敷制作を頑張るたまこ達だったが、商店街では不思議な現象が次々と起こり始める。

すったもんだの大騒ぎ。終わりよければすべてよし。今は眠るよ、ひたすらに

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第7話 あの子がお嫁に行っちゃった

脚本:吉田玲子 / 絵コンテ:内海紘子 / 演出:石立太一・石原立也 / 作画監督:池田和美

デラの故郷で鳥占官を勤めるお付きがたまこの家にやって来る。
だらしなく太ったデラを見て憤慨し、理由を尋ねるお付き。「餅がおいしくて食べ過ぎた」とは言えないデラは、思わず心にも無い嘘をついてしまう。

あの娘がお嫁に行こうとも、やっぱり豆腐は四角くて。四角いからこそ豆腐だよ

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第8話 ニワトリだとは言わせねぇ

脚本:横手美智子 / 絵コンテ・演出:武本康弘 / 作画監督:植野千世子

秋。デラのために巣箱を作ってあげるかんな。しかしデラは太り続けていたため、作った巣箱のサイズに合わなくなっていた。
良い機会だからとダイエットを始めさせられるデラだったが、ダイエットは想像以上の過酷さを秘めていた。

季節は巡って、空気は高く澄んでいく。人情ぬくいよ、ほっこりと。
心は染まるよ、紅葉色

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第9話 歌っちゃうんだ、恋の歌

脚本:吉田玲子 / 絵コンテ・演出:三好一郎 / 作画監督:内藤直

友達のユズキくんが転校してしまう寂しさから、元気をなくしてしまうあんこ。
たまこともち蔵は、あんこにあるアドバイスをする。
そんな中、たまこが口ずさんでいた「お母さんの歌」の手がかりが!?

エブリバディ・ラブズ・サムバディ。誰かが誰かを好きになる。いつか誰でも恋をする。
僕が君を見つけたように

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第10話 あの子のバトンに花が咲く

脚本:横手美智子 / 絵コンテ・演出:小川太一 / 作画監督:丸木宣明

文化祭。バトン部は、ステージ発表のくじ引きで一番注目される時間帯を引き当てる。
良いステージにしたいと、俄然張り切る部員たち。部長であるみどりは曲と振り付けを引き受けるが、みどりはなかなか良いアイデアが浮かばずにいた。

空も心も揚々と、いざ幕開き、晴れ舞台。バトン娘が踊り出す

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第11話 まさかあの娘がプリンセス

脚本:吉田玲子 / 絵コンテ:山田尚子/ 演出:北之原孝將 / 作画監督:池田晶子

チョイから「あなたが王子のお妃様です」と告げられたたまこ。
突然のことに驚く商店街の人達。だがたまこ本人は、集めていたポイントカードが目標枚数に到達する事の方が気になっていた。

変わりたくない変わりたい。人の心は裏腹で。背中合わせの思いを抱え、どっこい、明日を生きていく

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最終回 今年もまた暮れてった

脚本:吉田玲子 / 絵コンテ:石原立也・山田尚子 / 演出:石原立也 / 作画監督:池田和美

なくしたかと思われたメダルをたまこに差し出したのは、デラの国の王子・メチャだった。
心優しい王子の登場に、すっかり盛り上がってしまう商店街の人達。どの店も臨時休業になる。しかしその光景を見たたまこはある出来事を思い出し、ひどく動揺してしまう。

年は変わっていくけれど、ちっとも変わらぬものもある。それは夜目には見えないが、心で見れば見えるもの

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